マルバノホロシ

 ナス科ナス属の多年草(学名:Solanum maximowiczii)

 関東地方以西の本州、四国、九州の山地に生えるツル性植物。葉は長楕円形で先は尖り、名前から受けるイメージとは随分かけ離れている。葉は表裏とも無毛で互生している。茎や枝の先の方に集散花序を出して淡紫色から紫色の小さな花をつける。花は下向きに咲いていることが多い。花の後にできる果実は液果で、最初は深緑色で、晩秋には赤く熟す。
 口丹波地域では山地の日陰で、湿気た場所に生えていて、過去亀岡市と南丹市で自生を確認しているが、京都府のレッド・リストでは絶滅危惧種に入っている。

 花期は8月-9月頃。


マルバノホロシ マルバノホロシ
2013年8月  南丹市 ツボミと花  2013年8月  南丹市
マルバノホロシ マルバノホロシ
2013年8月  南丹市 花弁は後方へそり返っている  2013年8月  南丹市
マルバノホロシ マルバノホロシ
若い果実  2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
マルバノホロシ マルバノホロシ
葉は互生する  2013年8月  南丹市 2013年8月  南丹市
マルバノホロシ マルバノホロシ
葉の表面 先端は尾状に尖る  2013年8月  南丹市 葉の裏面 脈が隆起している  2013年8月  南丹市
マルバノホロシ(動画)
2023年9月  南丹市
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