キュウリグサ

 ムラサキ科キュウリグサ属の越年草(学名:Trigonotis peduncularis)

 全国に分布する史前帰化植物で、口丹波では平地から山麓までの少し湿り気のある場所に生えている。草丈は15~25cmほどで、中には30cmほどもなるようだが小型の草本だ。ロゼットで越冬し、まだ寒い時期から生長し始める。全体的に毛が生えている。葉は互生して上部の葉には柄が無いが、根生葉には長い柄があり、根生葉は花の時期も残っている。茎や枝の先に丸まったサソリ形花序を出し、花序はのびながら下の方から順番に花を咲かせていく。花は小さいが明るい淡青色で、よく見ると可愛らしい。


 花期は4月-5月頃。


キュウリグサ キュウリグサ
2013年4月  南丹市 下部の葉には長い柄がある   2013年4月  南丹市
キュウリグサ キュウリグサ
2011年5月  南丹市 2011年5月  南丹市
キュウリグサ キュウリグサ
上部の葉には柄がない   2011年5月  南丹市 2011年5月  南丹市
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