クシバタンポポ

 キク科タンポポ属の多年草(学名:Taraxacum pectinatum)

 北陸から中国地方にかけての本州と四国に分布。京都府内では個体数が少なく絶滅危惧種となっている。総苞の外片は、内片の1/2程度の長さで広卵形をしている。外片の縁は赤くならず、小角突起は無いかあってもごく小さい。外片の中央部は盛り上がり、先端はぷっくりと膨らんでいる。根生葉は羽状に深裂し、典型的な葉は櫛の歯状になる。


 花期は4-5月頃。


クシバタンポポ クシバタンポポ
陽当たりの良い道端に生えていた  2016年4月  南丹市 クシバタンポポの葉  2016年4月  南丹市
クシバタンポポ クシバタンポポ
葉は櫛の歯状に細く深裂する  2016年4月  南丹市 頭花  2016年4月  南丹市
クシバタンポポ クシバタンポポ
総苞外片は下部も膨らんでいる  2016年4月  南丹市 総苞外片の先はこんもりと膨らむ  2016年4月  南丹市
クシバタンポポ(動画)
2020年4月  (南丹市)
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