クルマバソウ

 アカネ科ヤエムグラ属の多年草(学名:Galium odoratum)

北海道と本州に分布。山地の林内や林縁に生え、地下を根茎が横走して、ふつう数株まとまって生えている。茎は4稜形で断面は四角形。草丈20~30cmほどで、直立して分枝しない。葉は6~10個が輪生し、長狭楕円形~倒披針形で無柄。全縁で葉の裏面脈上と縁に硬い毛が生えている。葉の表面には光沢がある。花は茎頂の花序に数個~12個ほどつき、色は白色。花は漏斗形で花冠の直径は5㎜ほど。花冠の先は4裂し、裂片は長卵形。萼は半球形または鐘形で淡緑色。雄しべは4個。口丹波地域ではやや稀。

 花期は4-6月頃。


クルマバソウ クルマバソウの花
山地の斜面に生えるクルマバソウ  2023年4月  京丹波町 花冠の直径は5㎜ほど  2023年4月  京丹波町
クルマバソウ(動画)
2023年4月 京丹波町
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