クラガリシダ
ウラボシ科クラガリシダ属の多年草 常緑の着生シダ植物。中部以西の本州、四国、九州に分布。生育地においても稀なシダで、環境省のRDBで絶滅危惧IB類(EN)、京都府RDBでは絶滅寸前種。根茎は短く、主に樹幹や巨木の枝に生える。葉は狭線形で幅3~4㍉程度。長さは20~40㌢ほどで肉質。断面は半円形をしている。裏面に中肋が高く隆起し、その両側が溝となり、ソーラス(胞子嚢群)はその溝に沿って線状に並ぶ。葉の表面には溝が1本あり、よく似たナカミシシランの溝は2本なので区別できる。 |
葉は束生する 2016年12月 南丹市 | 葉は細長い紐状で下垂する 2016年12月 南丹市 | ||
低い位置に生育するものにシカ害は見られない 2016年12月 南丹市 | 2016年12月 南丹市 | ||
2016年12月 南丹市 | 葉は長いものでは60cm以上ある 2016年12月 南丹市 | ||
葉柄の基部は根茎と関節する 2016年12月 南丹市 | 葉の表面に1本の溝がある 2016年12月 南丹市 | ||
葉の裏面 葉の断面は半円形2016年12月 南丹市 | 長い葉でも幅は3mm程度 2016年12月 南丹市 | ||
ここではイチョウの木に着生していた 2014年12月 南丹市 | 2014年12月 南丹市 | ||
※ 上の画像は光田重幸先生にクラガリシダと認定していただいています。 | |||
クラガリシダ(動画) | |||
2018年12月 南丹市 | |||
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