クマノミズキ

 ミズキ科ミズキ属の落葉高木(学名:Cornus macrophylla)

  本州、四国、九州に分布。口丹波地域の山地では普通に生育している。樹高は10mを超えるものもある。樹皮は灰褐色で、大きくなると縦に浅く裂ける。葉は対生。1~3cmほどの葉柄があり、葉身は卵状長楕円形で、縁はやや波打ち、鋸歯は無い。葉の表面は緑色で裏面は白緑色をしている。多くの枝先に散房花序をつくり、淡黄白色の小さな花を多数つける。花は花弁4個、雄しべ4個で雌しべは1個。果実は核果で、盛夏~秋にかけて紫黒色に熟す。


 花期は6月頃。


クマノミズキ クマノミズキ
若い果実  2015年7月 南丹市 樹皮  2015年6月 南丹市
クマノミズキ クマノミズキ
花は賑やかに咲く  2015年6月 南丹市 花序  2015年6月 南丹市
クマノミズキ クマノミズキ
花  2015年6月 南丹市 葉は対生し 若枝には稜がある  2015年6月 南丹市
クマノミズキ クマノミズキ
葉の表面 先端は鋭く尖る  2015年6月 南丹市 葉の裏面 脈が隆起している  2015年6月 南丹市
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