クズ
マメ科クズ属の多年草(学名:Pueraria lobata) 全国各地に生えるツル性植物。長くのびると10m以上にもなる。茎には褐色の毛が密生し、近くの樹木などに巻き上がり、樹木などがない場所では他の草に覆いかぶさったり、地を這ったりしている。地を這うものは、茎のところどころから枝を出し、根を下ろす。茎の根元など太くなった部分は、硬く木質化する。葉は3出複葉で小葉は広卵形で裏面には白い毛が密生している。晩夏から秋にかけて穂状花序を出し、蝶形で紅紫色の花を多数つける。花は穂の下の方から咲き始める。本種は秋の七草の1つで花は美しく、根に含まれる良質なデンプンからクズ粉が作られる。 口丹波の山地では動物による食害で全滅した場所も一部に見かけるが、それでも多く自生している。河川の土手など農地に生えるものは食害にも遭わず、年々勢力を増している。定期的な草刈作業では最も厄介な存在だ。 花期は8月-9月頃。 |
2013年10月 南丹市 | 2013年10月 南丹市 |
2013年8月 南丹市 | 2013年8月 亀岡市 |
2013年8月 亀岡市 | 2013年8月 亀岡市 |
2013年8月 亀岡市 | 2013年8月 南丹市 |
2013年8月 亀岡市 | 2013年8月 亀岡市 |
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