クチナシグサ

 ハマウツボ科クチナシグサ属の越年草または2年草(学名:Monochasma sheareri)

 関東以西の本州、四国、九州に分布する半寄生植物。日当たりがよく、やや乾燥した林縁などに生える。春、茎も葉も赤味を帯び、この葉から別名のカガリビソウという名がついたという。
 茎は地を這うか斜上する傾向が強いように思える。細い線状の葉は対生し、上部の葉腋に白い唇形の花をつける。花の下唇の奥には黄色い斑紋が見える。また1つの葉腋に対して花も1個で、多くはつけない。
 京都府のレッドデータ・ブック2015では絶滅危惧種にランクされている。


 花期は4月-5月頃。


クチナシグサ クチナシグサ
根元部分   2014年7月  亀岡市 2014年7月  亀岡市
クチナシグサ クチナシグサ
2014年7月  亀岡市 2014年7月  亀岡市
クチナシグサ クチナシグサ
果実   2014年7月  亀岡市 種子   2014年7月  亀岡市
クチナシグサ クチナシグサ
2013年4月  京丹波町 2013年4月  京丹波町
クチナシグサ クチナシグサ
2013年4月  京丹波町 2013年4月  京丹波町
クチナシグサ(動画)
2018年5月  京丹波町
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