コウゾリナ
キク科コウゾリナ属の越年草(学名:Picris hieracioides var. glabrescens) 全国に分布し、口丹波では盆地の道路脇などに生えている。一見アキノノゲシに感じは似ているが、本種の方が花の色が濃いので遠目でも区別ができる。茎は直立して上部でよく枝を分け、茎には赤褐色の棘のような硬い毛が生え、触るとチクチクする。草丈は50~100cmほど。群生しているところを見たことはない。葉は互生し、縁は不揃いで浅い鋸歯になっている。葉の縁と葉裏の主脈状にも硬い毛が生える。花は黄色で、枝先に舌状花のみの頭花をつける。花の直径は約2cmほど。果実は痩果で、種子は秋に芽ばえ、ロゼットで越冬する。 花期は6月-11月頃。 |
2013年11月 南丹市 | 2013年11月 南丹市 |
2013年11月 南丹市 | 2013年11月 南丹市 |
茎の剛毛 2013年11月 南丹市 | 葉の基部は赤みを帯びる 2013年11月 南丹市 |
茎下部の葉 2013年11月 南丹市 | 葉裏 2013年11月 南丹市 |
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