コウヤコケシノブ

 コケシノブ科コケシノブ属の多年草

 常緑のシダ植物。本州、四国、九州に分布。口丹波地域では最も普通に見られるコケシノブの仲間で、陰湿な岩上で群生している。根茎は細く、岩上やコケの中を長く這い、まばらに葉をつける。葉身は2~3回羽状複葉で5cm前後。裂片の縁には鋭く尖った鋸歯がある。ソーラス(胞子嚢群)は裂片の先にでき、胞膜は二弁状。




コウヤコケシノブ コウヤコケシノブ
日陰の湿った場所でよく群生している  2015年2月  京丹波町 2015年2月  京丹波町
コウヤコケシノブ コウヤコケシノブ
裂片は鋸歯縁  2015年2月  京丹波町 鋸歯は鋭鋸歯  2015年1月  (京都市北区)
コウヤコケシノブ コウヤコケシノブ
匍匐茎から何枚もの葉が出る  2015年1月  (京都市北区) シダというよりコケっぽい  2014年12月  南丹市
コウヤコケシノブ コウヤコケシノブ
2014年12月  南丹市 2014年12月  南丹市
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