コウガイゼキショウ

 イグサ科イグサ属の多年草(学名:Juncus leschenaultii)

 全国に分布。水辺の植物で、口丹波地域では山村の休耕田や素掘りの浅い水路などに多い。別名ヒラコウガイゼキショウ。茎や根生葉は叢生し、草丈15~30cm程度。茎は扁平で目立たない翼があり、葉も扁平で幅約3mmの線形。茎の上部に小花が4~7個集まった球状の頭花を多数つける。花被片は内外3個ずつで計6個。花被片の長さは共に3~4mm程度。果実はさく果で、長さは花被片と同長かやや長い。


 花期は6月-7月頃。



コウガイゼキショウ コウガイゼキショウ
コウガイゼキショウ  2015年9月  京丹波町 コウガイゼキショウ  2015年9月  京丹波町
コウガイゼキショウ コウガイゼキショウ
果実は褐色  2014年6月  亀岡市 基部は赤紫色をしている  2014年6月  亀岡市
コウガイゼキショウ コウガイゼキショウ
茎や葉は扁平で茎には翼がある  2014年6月  亀岡市 不定芽を出すものも多い  2014年6月  亀岡市
コウガイゼキショウ コウガイゼキショウ
頭花は集散状に多数つく  2014年5月  南丹市 茎は叢生する  2014年5月  南丹市
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