コオニタビラコ

 キク科ヤブタビラコ属の越年草(学名:Lapsana apogonoides)

 本州、四国、九州に分布。口丹波地域では水田の畔や溜池の土手などの、陽当たりが良く湿り気の多い場所に生育する。ロゼットで越冬し、早春に花をつける。根生葉は羽状に深裂し、頂羽片が最も大きい。茎は高さが4~20cmほどで、頭花は黄色で舌状花6~9個からなり冠毛はない。花柄は後にのびて下垂する。
 春の七草のホトケノザは本種のこと。山菜として食することができる。


 花期は3月-5月頃。


コオニタビラコ コオニタビラコ
低い位置で花が咲く  2015年3月 京丹波町 頭花  2015年3月 京丹波町
コオニタビラコ コオニタビラコ
葉  2015年3月 京丹波町 葉の裏面  2015年3月 京丹波町
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