コンテリクラマゴケ

 イワヒバ科イワヒバ属の多年草

 常緑のシダ植物。栽培逸出のシダで各地で野生化しているが、京都府内ではまだ少ない。茎は地を這い30~60㎝ほどのび、各節からまばらに側枝と担根体を出す。側枝は1~3回分岐してやや斜上する。葉の色が独特の深みのある藍色をしているので「紺照鞍馬苔」の和名がつけられている。茎につく葉はまばらで、側枝につく葉には二形ある。腹葉は開出して長楕円形~卵形で全縁、鋭頭。縁に白い膜がある。背葉は狭卵形で全縁、鋭頭。白い膜がある。胞子嚢穂は枝先に掲載され、四角柱状で長さ10㎜ほど。



コンテリクラマゴケ コンテリクラマゴケ
2021年8月  (南丹市) 2021年8月  (南丹市)
コンテリクラマゴケ(動画)
2021年12月 南丹市
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