コマユミ

 ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木(学名:Euonymus alatus f. striatus)

 全国に分布する落葉低木。枝に翼があるものをニシキギ、翼が無いものをコマユミと呼ぶ。口丹波地域では山間部の道端や、山地の林道脇などで見られ、向陽地から半日陰地まで適応している。樹高は1~3mほど。よく枝を分ける。若い枝は緑色をしているが、古くなると灰褐色になる。葉は対生し両面無毛。倒卵形~長楕円形で、先は尖り縁には細かい鋸歯がある。葉柄は短く1~3mm程度。花は集散花序に数個つき、淡緑色で花の直径は10mmに満たない。花弁は4個。花期でもあまり目立たない。果実は蒴果。秋に熟すと赤く色づき、果皮がはじけて鮮やかなオレンジ色の種子が露出する。


 花期は5-6月頃。



コマユミ コマユミ
熟した果実  2014年10月  南丹市 熟した果実  2014年10月  南丹市
コマユミ コマユミ
葉の表面  2014年10月  南丹市 葉の裏面  2014年10月  南丹市
コマユミ コマユミ
果期は秋  2013年10月  南丹市 花期は初夏  2012年5月  右京区京北
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