コケイラン
ラン科コケイラン属の多年草(学名:Oreorchis patens) 北海道、本州、四国、九州に分布。口丹波では山地の林道脇などで時々出会える常緑の地生ラン。偽球茎は卵形で地下の浅い場所にある。葉は普通2枚出て、ササの葉のように細長いのでササエビネという別名を持っているそうだ。エビネ同様、花は総状につき、全体的には淡い黄褐色の印象を受けるが、下唇弁は白色をしている。花茎は4月頃からのび始め、高さ20~40cmほどになる。秋になって種子は風に運ばれて散るものの、親株の近くで子株がみつかることが多い。これは親株周辺の土中に発芽生長に必要なラン菌がいて、生育の条件が揃っているためと思われる。 2013年度版京都府レッドリストに初掲載され、絶滅危惧種にランクされた。急速に数が減っているようだが、口丹波においては、盗採さえなければ現状安定した環境下で自生している。 花期は5月-6月頃。 |
2014年9月 右京区京北 | 若い果実 2014年7月 右京区京北 | ||
2014年5月 右京区京北 | 2014年5月 右京区京北 | ||
葉は通常2枚出る 2014年4月 右京区京北 | 長い葉では30cmを超える 2014年4月 右京区京北 | ||
葉は線形 2014年4月 右京区京北 | 2014年4月 右京区京北 | ||
2013年5月 (綾部市) | 2013年5月 (綾部市) | ||
2013年5月 (綾部市) | 2013年5月 (綾部市) | ||
2013年4月 南丹市 | 2013年4月 南丹市 | ||
2013年4月 南丹市 | 2013年4月 南丹市 | ||
コケイラン(動画) | |||
2017年2月~5月 右京区京北 | |||
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