コゴメガヤツリ

 カヤツリグサ科カヤツリグサ属の1年草(学名:Cyperus iria)

 本州、四国、九州に分布。口丹波では農道脇や田の畦などの湿った場所に多く生えている。茎は直立して草丈は20~60cmほどになるが、自生地はよく草刈が行われる場所が多く、あまり背の高いものは見ない。茎の断面は三角形をしている。葉は線形で根元につくが、花序の形成とともに減少する。茎頂に花序をつくり、花序の基部には葉のような苞を数個つける。小穂は平たく黄緑色をし、鱗片の先は鈍頭でカヤツリグサと見分けるポイントになる。

 花期は7月-10月頃。


コゴメガヤツリ コゴメガヤツリ
2014年7月  南丹市 花序   2014年7月  南丹市
コゴメガヤツリ コゴメガヤツリ
花序の基部に苞葉がつく   2014年7月  南丹市 苞葉   2014年7月  南丹市
コゴメガヤツリ コゴメガヤツリ
苞葉   2014年7月  南丹市 根元部分   2014年7月  南丹市
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