コガマ
ガマ科ガマ属の多年草(学名:Typha orientalis) 本州、四国、九州の湿地やその周辺に生え、口丹波では山間部の休耕田で僅かに見られる抽水植物。京都府内に自生するガマ属3種のうち、最も背が低く100~150cmほどで、葉の幅は5~8mmと最も狭い。花茎の先につく雄花群と雌花群はガマ同様くっついてつき、ヒメガマのような間隔はない。また雌花群の長さは5~10cmと他の2種よりも短く、その上の雄花群も短い。時期によっては、雄花群は雌花群のキャップのようにも見える。 府内においては、ほぼ全域に自生地はあるようだが数は少なく。湿地の開発などで今後も減少する可能性も高く、府の絶滅危惧種にランクされている。 花期は7月-8月頃。 |
幅の広い葉はガマの葉 2014年8月 京丹波町 | 2014年8月 京丹波町 | ||
雄花群は短い 2014年8月 京丹波町 | 2014年8月 京丹波町 | ||
葉の幅は10mmに満たない 2014年8月 京丹波町 | 2013年10月 京丹波町 | ||
コガマ(動画) | |||
2022年8月 京丹波町 | |||
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