キツネアザミ

キク科キツネアザミ属の越年草（学名：Hemistepta lyrata） 本州以南の空き地や道端に生え、草丈は１ｍ近くなる。茎の上部で枝を分け、枝先に頭花をつける。春から初夏にかけて咲く花は淡紅紫色で、上向きに咲く。葉はアザミのように羽状に切れ込むが棘は持たない。葉の表面は無毛。裏面には綿毛が生えていて白っぽい。 頭花は筒状花のみで、直径２㍉ほど。総苞片は普通８列に並び、鋭頭、先端は赤紫色をしている。総苞片下部の突起はよく目立つ。 近年、口丹波地域では急激に数を殖やしている。 　花期は５月－６月頃。

2013年5月　　京丹波町	2013年5月　　京丹波町
2013年5月　　京丹波町	茎の下部や中部の葉は羽状に深裂する　　2013年5月　　京丹波町
2013年5月　　京丹波町	根生葉は花期には枯れている　　2013年5月　　京丹波町
キツネアザミ（動画）
２０２２年５月　　（南丹市）
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