キンエノコロ
イネ科エノコログサ属の1年草(学名:Setaria pumilla) 全国に分布。陽当たりの良い農道脇や草地に生え、コンクリート舗装の割れ目などにも生える身近な雑草。草丈は30~80cmほどで茎頂に花序をつける。葉は基部に白い長毛がまばらに生えている以外は無毛。葉の表面に光沢は無い。小穂の基部に長い剛毛が生え、陽射しを受け金色に見える。花序はほぼ直立して、長さは3~10cmほどで円柱形をしている。小穂の長さは3mm以上のものが多い。よく似たコツブキンエノコロの小穂はやや小さく、3mm以下のものが多いが、両者を区別するのは難しく、以下の画像は参考程度と思って下さい。 花期は8-10月頃。 |
草地に生えるキンエノコロ 2015年10月 南丹市 | 花序 2015年10月 南丹市 |
茎の下部は扁平 2015年10月 南丹市 | 葉の基部 2015年10月 南丹市 |
葉の基部 2015年10月 南丹市 | 葉鞘の基部 2015年10月 南丹市 |
葉の基部には白長毛が散生する 2015年10月 南丹市 | 葉の裏面 2015年10月 南丹市 |
剛毛は明るい黄色 2015年10月 南丹市 | 小穂 2015年10月 南丹市 |
開花中の花序 2013年9月 南丹市 | 花序 2013年9月 南丹市 |
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