キキョウ
キキョウ科キキョウ属の多年草(学名:Platycodon grandiflorum) 全国に分布。口丹波では山間部の草地に僅かに生えている。京都府内全域に分布しているが数は非常に少なく、2013年度版レッドリストでは絶滅寸前種にランクアップした。秋の七草の1つだが、花は盛夏から咲き始める。茎は直立して40~100cmほどになり、葉は互生、対生、輪生と個体によって違いが見られるようだ。葉身は長卵形で縁は鋭い鋸歯になる。花は鮮やかな青紫色の鐘形で、花冠は5裂し裂片の先は尖っている。自家受粉を避けるために雄しべが先に成熟し、その後雌しべが成熟する。花色には白色もあるが、野生のものには出会ったことがない。 花期は7月-9月頃。 |
ツボミ 葉は互生している 2014年8月 右京区京北 | 開花途中の花 2014年8月 右京区京北 |
2014年8月 右京区京北 | 2014年8月 右京区京北 |
2014年8月 右京区京北 | 2012年10月 (篠山市) |
2012年10月 (篠山市) | 4枚輪生した葉 2012年10月 (篠山市) |
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