キクムグラ

アカネ科ヤエムグラ属の多年草（学名：Galium kikumugura） 　全国に分布し、口丹波では林縁の草地などに生えている。草丈は２０～３０cmほどのものが多い。茎は細く四角形で、葉は普通４～５枚が輪生しているが、６枚のこともある。本来の葉は２枚で、残りは葉と同形の托葉だということだ。葉身は楕円形で縁は全縁で先は尖っている。また縁にだけ短い毛が生えている。枝先や葉腋から花茎がのびて、白色のごく小さな花を２～３個つける。花の基部に１枚の苞葉がつき、本種の特徴となる。 　花期は５月－６月頃。

2014年5月　　右京区京北	苞葉は目立つ　　　2014年5月　　右京区京北
茎は四角形　　　2014年5月　　右京区京北	５輪生のものも多い　　　2014年5月　　右京区京北
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