キッコウハグマ

 キク科モミジハグマ属の多年草(学名:Ainsliaea apiculata)

 全国に分布し、口丹波では山地、山麓の湿り気の多い林縁などに生えている。背は低く10~30cmまでで、葉は茎の下の方に集まってついている。常緑で葉には長い柄があり、形は心形で5角形に見えるものが多い。葉の裏側にはまばらに毛が生えている。7月頃から長い花茎がのびて、秋に白い花が数個咲く。頭花は3つの小花の集まりで、小花は5深裂し花弁のように見える。本種は閉鎖花をつけることが多く、花期に観察に訪ねても開放花が見られないこともある。花茎は翌年の春になっても残っていることがある。



 花期は10-11月頃。


キッコウハグマ キッコウハグマ
2014年10月  亀岡市 2014年10月  亀岡市
キッコウハグマ キッコウハグマ
2014年10月  亀岡市 2014年1月  南丹市
キッコウハグマ キッコウハグマ
2014年1月  南丹市 2013年11月  南丹市
キッコウハグマ キッコウハグマ
2013年7月  亀岡市 2013年3月  亀岡市
キッコウハグマ キッコウハグマ
2013年3月  亀岡市 葉の表裏   2013年3月  亀岡市
キッコウハグマ(動画)
2017年10月  南丹市
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