ケチョウセンアサガオ

 ナス科チョウセンアサガオ属の1年草または多年草(学名:Datura wrightii)

 熱帯アメリカ原産の帰化植物。本来は園芸植物として栽培されるが、国内各地で野生化している。別名アメリカチョウセンアサガオ。陽当たりの良い草地や荒れ地に生え、全体有毛。茎は多数の枝を分け高さ150cmほどになる。葉には長い柄があり、葉身は卵状楕円形。花は白色の漏斗形で、直径約10cm。花の先端は浅く10裂している。萼筒は長さ10cmほどあり、先端は5裂している。花は夜間に咲き、午後には萎む。果実は直径約5cmの卵形または球形で、鋭い刺に覆われている。果実は熟すと不規則に裂け、中の種子を落とす。種子は褐色で扁平。有毒植物としても知られている。
(花の画像はありません)


 花期は夏頃。



ケチョウセンアサガオ ケチョウセンアサガオ
茎と枝 樹木のように見える  2016年10月  右京区京北 枝先 果実は下垂し 葉柄や葉、若い枝に毛が密生している  2016年10月  右京区京北
ケチョウセンアサガオ ケチョウセンアサガオ
果実  2016年10月  右京区京北 果実は不規則に裂け 種子が落ちる  2016年10月  右京区京北
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