カワミドリ

 シソ科カワミドリ属の多年草(学名:Agastache rugosa)

 全国の山地に生え、草丈50~100cmほどになる。茎のなかほどよりも上部でよく枝を分け、秋、枝先に5~10cmの花穂を立てる。葉は対生し、長い葉柄を持つ。葉身は卵状披針形で浅く鈍い鋸歯になり、葉先は尖っている。葉の表側は無毛で、裏側の葉脈上などには短い毛が見られる。茎の断面は四角形をしている。花穂には長さ10mmほどの小さな花が多数つき、花色は淡青紫色で唇形。雄しべ4本と雌しべは花冠より長く飛び出てよく目立っている。萼は先が5裂した筒状で、裂開している部分は淡紅紫色がぼかし状に滲んでいる。
 京都府レッド・リストでは準絶滅危惧種に挙げられ、口丹波での自生も少ない。


 花期は8月-9月頃。


カワミドリ カワミドリ
2014年4月  京丹波町 2014年4月  京丹波町
カワミドリ カワミドリ
2013年9月  京丹波町 2013年9月  京丹波町
カワミドリ カワミドリ
2013年9月  京丹波町 2013年9月  京丹波町
カワミドリ カワミドリ
2013年9月  京丹波町 2013年9月  京丹波町
カワミドリ カワミドリ
2013年9月  京丹波町 2013年9月  京丹波町
カワミドリ カワミドリ
2013年9月  京丹波町 葉裏   2013年9月  京丹波町
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