カタヒバ

 イワヒバ科イワヒバ属の多年草

 常緑のシダ植物。宮城県以南の本州、四国、九州に分布。口丹波地域では山地の林道脇の岩上などで時々見られる。地下茎と地上茎からなり、地下茎は土やコケの中を這いまばらに分岐して地上茎を出す。自生地では殆どの場合群生している。地上茎は羽状に分かれながら1枚の葉のような姿になる。乾燥にも比較的強く、乾燥すると地上茎は内側に巻く。この様子はイワヒバとよく似ている。葉には背葉と腹葉の2形がある。ソーラスは小枝先に1個つく。陽当たりの良い場所で生育するものの中には、晩秋以降に紅葉するものがある。



カタヒバ カタヒバ
岩上でマメヅタと一緒に生えていた  2015年1月  (京都市北区) 地下茎はコケの中を這っている  2014年11月  (京都市北区)
カタヒバ カタヒバ
地上茎の表面  2014年11月  (京都市北区) 地上茎の裏面  2014年11月  (京都市北区)
カタヒバ カタヒバ
陽当たりの良い岩上で紅葉していた  2014年3月  右京区京北 地上茎は羽状に分裂して1枚の葉に見える  2013年3月  右京区京北
カタヒバ(動画)
2017年12月  南丹市
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