カニクサ
フサシダ科カニクサ属の多年草 常緑あるいは夏緑性のシダ植物。の本州、四国、九州に分布。ツル性で別名はツルシノブ。口丹波地域では道端や林縁から低山の林道脇などでよく見られ、山地で生育するものは殆どの場合冬に地上部が枯れるが、平地のものの中には葉を残して越冬するものもある。地下に茎があり、地上部は2mを超えるものも珍しくないが、それはすべて1枚の葉で、茎に見える部分は葉の中軸であり、葉に見えるものは羽片と呼ばれる葉のパーツである。羽片には胞子をつけるものとつけないものの2形があり、胞子をつける羽片は細かく分裂し、栄養葉にあたる羽片よりも小さい。 |
地上部が枯れたカニクサ 2015年2月 京丹波町 | ツルは長くのびる 2013年12月 南丹市 | ||
ツルの部分も葉の一部 2013年12月 南丹市 | 栄養葉タイプの羽片 2013年12月 南丹市 | ||
ソーラスは裂片裏側の先端につく 2013年12月 南丹市 | 常緑で越冬するカニクサ 2013年1月 右京区京北 | ||
カニクサ(動画) | |||
2020年8月 京丹波町 2020年12月 南丹市 | |||
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