カナムグラ

 アサ科カラハナソウ属の1年草(学名:Humulus scandens)

 全国に分布するツル性草本。口丹波地域では路傍の草地など、陽当たりの良い場所で見られる。茎や葉柄には下向きのトゲ状の毛が生え、周囲の草木や電柱、柵などに絡みつく。葉は対生し、掌状に5~7裂する。葉の表面はざらつき、縁は浅い鋸歯となり鋸歯の先端は鋭頭。雌雄異株。雄花は淡緑色で円錐状の花序にややまばらにつき下を向く。雌株は苞に包まれた球状の花序を出す。


 花期は8-10月頃。


カナムグラ カナムグラ
鉄柵に巻きつくカナムグラ  2015年9月  南丹市 葉  2015年9月  南丹市
カナムグラ カナムグラ
茎には下向きのトゲ状の毛が生える  2015年9月  南丹市 雌花序  2015年9月  南丹市
カナムグラ カナムグラ
初期の雄花序  2015年9月  南丹市 雄花序  2015年9月  南丹市
カナムグラ カナムグラ
雄花  2015年9月  南丹市 雄花  2015年9月  南丹市
カナムグラ カナムグラ
雌花  2014年9月  京丹波町 雌花  2014年9月  京丹波町
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