カキノハグサ

 ヒメハギ科ヒメハギ属の多年草(学名:Polygala reinii)

 日本固有種で、本州の中部地方以西から近畿地方、静岡県に分布し、山地の林下に生える草丈20~30cmほどの野草。茎は直立して葉は互生。葉は茎の中ほどよりも上部につく。また葉は楕円形で、形が柿の葉に似ているところから名前がつけられた。茎頂に花序をつくり、橙色混じりの黄色い花をつける。萼片は花後に脱落する。
 2015年版京都府レッドデータ・ブックで絶滅危惧種のランクに入った。(近畿RDBでは準絶滅危惧種)


 花期は5月-6月頃。


カキノハグサ カキノハグサ
葉は茎の上部につく   2014年6月  右京区京北 2014年6月  右京区京北
カキノハグサ カキノハグサ
2014年6月  右京区京北 2014年6月  右京区京北
カキノハグサ カキノハグサ
2014年6月  右京区京北 2014年6月  右京区京北
カキノハグサ カキノハグサ
花の基部で2本の萼片が立っている   2014年6月  右京区京北 花冠から飛び出た付属体   2014年6月  右京区京北
カキノハグサ カキノハグサ
葉   2014年6月  右京区京北 葉の裏側   2014年6月  右京区京北
カキノハグサ(動画)
2017年6月 右京区京北
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