ジャノヒゲ

 キジカクシ科ジャノヒゲ属の多年草(学名:Ophiopogon japonicus)

 全国に分布し、口丹波では山間部の林下などで普通に見られる。葉は線形で10~30cmほど。(20cm未満のものが多い) 縁は目立たない鋸歯になっている。花茎は5~15cmほどで、夏に白色~淡紫色の花を総状につける。花は下向きに咲く。果実の果皮は薄く、種子の成熟過程の早い段階で剥がれ落ちる。種子は秋から冬にかけて熟し、艶のある深い青色になる。5~20cmの匍匐枝を出すのが特徴。別名リュウノヒゲ。
 よく似たものに大型のナガバジャノヒゲがあり、匍匐枝は短く株立ちした姿となる。


 花期は7月-8月頃。


ジャノヒゲ ジャノヒゲ
2014年7月  (福知山市) 2014年7月  (福知山市)
ジャノヒゲ ジャノヒゲ
2014年7月  (福知山市) 2013年7月  南丹市
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