イワヘゴ

 オシダ科オシダ属の多年草

 常緑のシダ植物。本州、四国、九州に分布。口丹波地域では山地谷筋の林道沿いなどに生育する。根茎は太く直立し、塊状で葉は放射状に斜上する。葉柄基部の鱗片は披針形で、黒褐色~黒色。中軸の鱗片は線形でほぼ黒色。共に密生する。葉身は単葉状複葉で表面は緑色をし、脈上がややくぼんで浅い溝になる。羽片は20~30対ほどある。ソーラス(胞子嚢群)は羽片の羽軸寄りに散在し、包膜は円腎形。




イワヘゴ イワヘゴ
林縁に生えるオクマワラビ  2016年2月  亀岡市 湿り気のある場所を好むようだ  2016年2月  亀岡市
イワヘゴ イワヘゴ
根茎は塊状で葉は放射状に斜上する  2016年2月  亀岡市 全長約100cmの葉  2016年2月  亀岡市
イワヘゴ イワヘゴ
葉柄基部の鱗片  2016年2月  亀岡市 中軸の鱗片は線状で黒色  2016年2月  亀岡市
イワヘゴ イワヘゴ
羽片  2016年2月  亀岡市 羽片の基部  2016年2月  亀岡市
イワヘゴ イワヘゴ
葉先部分  2016年2月  亀岡市 ソーラスは羽軸寄りにつく  2016年2月  亀岡市
イワヘゴ(動画)
2018年8月 京丹波町
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