イタリーマンテマ

 ナデシコ科マンテマ属の1年草(学名:Silene giraldii)

 イタリア原産の帰化植物。道端などの日当たりが良く、定期的に草刈が行われるような草地に生える。茎はよく分枝して、草丈20~30cmほどで、茎や枝先に長い萼筒のある直径1cmほどの小さな5弁花をつける。花期の間は花が次々と咲く。花の色は紅紫色で、近づいてよく見ると美しい。葉は対生し、茎の下部ではへら形で、上部では広線形となる。よく似たマンテマやシロバナマンテマは全体的に毛が多く、本種は無毛なので区別できる。別名ケナシマンテマ。


 花期は6月-7月頃。


イタリーマンテマ イタリーマンテマ
2014年7月  (綾部市) 2014年7月  (綾部市)
イタリーマンテマ イタリーマンテマ
2014年7月  (綾部市) 萼筒や葉に毛が生えていない   2014年7月  (綾部市)
イタリーマンテマ イタリーマンテマ
茎も無毛   2014年7月  (綾部市) 果実から種子が覗いている   2014年7月  (綾部市)
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