イタドリ

 タデ科イタドリ属の多年草(学名:Reynoutria japonica)

 全国に分布する草丈100~200cmにもなる大型の草本。口丹波では山地でも平地でも見ることができる。茎は直立し、太くて中空。生長すると硬くなり、節も目立つので竹のようにも感じる。しかし春の若芽はもぎ取ったその場で皮を剥き食すことができる。酸味はキツイが、私が子供の時代は近所の友達とよく食べた。ちなみに地元では本種のことをイッタンドウリと呼んでいる。地下茎が発達してよく増える。葉は互生し、卵形で先は尖っている。茎の先や葉腋からのびた花序に小さな白色の花を多数つける。冬に枯れた茎は、立ち枯れの状態で翌夏頃まで残っていることがよくある。


 花期は7月-10月頃。


イタドリ イタドリ
2013年9月  南丹市 花後の果実   2013年9月  南丹市
イタドリ イタドリ
2013年8月  京丹波町 2013年8月  京丹波町
イタドリ イタドリ
2013年7月  南丹市 茎は竹を思わせる   2013年5月  南丹市
イタドリ イタドリ
2013年4月  南丹市 2013年4月  右京区京北
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