イヌビエ
イネ科イヌビエ属の1年草(学名:Echinochloa crus-galli) 本州、四国、九州に分布し、口丹波でも水田の中や周辺に多い。農家から最も嫌われる水田雑草の1つ。茎は根元付近でよく枝を分け草丈は1mを超え、水田の中ではイネよりも高くなってよく目立っている。葉は幅が1cmほどの線形で、縁には白く短い毛が密に生えザラザラしている。葉舌は無い。茎頂に花序をつくり小穂が密につく。 イヌビエの変種とされるものに芒の長いケイヌビエ(Echinochloa crus-galli var. aristata)があるが、ここでは両者を分けていない。 花期は8月-10月頃。 |
2013年7月 南丹市 | 葉の縁は短毛で白く見える 2013年7月 南丹市 |
茎の基部は赤味を帯びている 2013年7月 南丹市 | 芒の長いものはケイヌビエと呼ばれる 2013年7月 南丹市 |
2013年7月 南丹市 | 2013年7月 南丹市 |
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