イノデ

 オシダ科イノデ属の多年草

 常緑のシダ植物。本州、四国、九州に分布し、口丹波地域では山地の林床に多い。塊状の根茎から大きな葉を四方に出し、1枚の葉は100cmを超えるものもある。葉柄には明るい茶色から赤褐色の鱗片が密生し、鱗片は葉の上部へいくと毛状となる。葉は2回羽状複葉で表面は濃緑色で光沢があり、小羽片の先端は針状に尖っている。小羽片の裏面には長い毛が散生している。ソーラス(胞子嚢群)は中肋と辺縁の中間につく。




イノデ イノデ
葉は四方に出る  2015年1月  南丹市 2015年1月  南丹市
イノデ イノデ
2015年1月  南丹市 ソーラスは中肋と辺縁のほぼ中間につく  2015年1月  南丹市
イノデ イノデ
葉柄の基部には茶色(褐色)の鱗片が密につく  2015年1月  南丹市 2015年1月  南丹市
イノデ(動画)
2018年2月 南丹市
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