イモカタバミ

 カタバミ科カタバミ属の多年草(学名:Oxalis articulata)

 南米原産の帰化植物。園芸目的で渡来したのが最初と言われる。全国に分布し、口丹波地域でも見られる。陽当たりの良い場所を好み、草丈10~30cmほど。地下の塊茎は球状で連なる。根生葉は3出複葉。小葉はハート型。葉には毛が生えている。花は5弁花で、直径15mmほど。葉よりも高い位置で多数咲く。花の色は明るい紅紫色で、花の中央は濃い紅紫色をしている。雄しべの葯は黄色。萼片の先端に黄色い斑点があるのも本種の特徴とされる。


 花期は早春-晩秋頃。(盛夏に休眠することもあるとのこと)



イモカタバミ イモカタバミ
棚田の畦で群生していた  2016年10月  南丹市 明るい紅紫色の花 葯は黄色  2016年10月  南丹市
イモカタバミ イモカタバミ
萼の先端い黄色い斑点がある  2016年10月  南丹市 小葉はハート型 毛が生えている  2016年10月  南丹市
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