トキワイカリソウの育成記録



 トキワイカリソウは関東地方以西の本州の山地に生育するメギ科イカリソウ属の多年草で、葉は冬を越し、翌年の花期まで残る常緑の山野草です。口丹波地域では、ほぼ全域の山麓以上の林縁や半日陰の岩壁などに生えていて、花の色は淡紅紫色~濃紅紫色のものがほとんどです。白花品は福井県に近い、日本海側で僅かに見ることができます。下の画像と動画にあるトキワイカリソウは2012年から植栽しているもので、毎年春になると、美しい花で楽しませてくれます。用土等の育成データは動画のエンディングに入れています。

 動画では、2月から6月までの期間で、萌芽、開花、結実、葉の展開などの記録を紹介しています。

(最終更新日 2018年6月30日)
トキワイカリソウ トキワイカリソウ
トキワイカリソウの新芽(2017年4月) トキワイカリソウの花(2017年4月)
トキワイカリソウの植栽例(動画)
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 トキワイカリソウは周囲に高茎の植物が生育しにくい場所に多く生育し、陽当たりが良く乾燥した場所では見られません。植栽する時には、夏の直射日光と高温に注意し、風通しの良い木陰などに置き、用土が乾かないよう潅水します。できれば年に1度(花後か秋)植替えをして、混み合った根を整えてあげると花付きが良くなります。繁殖は実生も得られるみたいですが、株分けでも殖やせます。

 
  


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