ニオイハンゲの育成記録



 ニオイハンゲはサトイモ科ハンゲ属の背の低い多年草です。本来日本には自生せず、中国原産の園芸植物で市販されています。ただ栽培されていたものが逸出して野生化している地域もあるようです。この植物には2つの特徴があります。1つは斑入りの葉が美しいこと。そしてもう1つは、和名の由来ともなった、花が放つやや強めの甘酸っぱい芳香です。私は1年と通して室内で育成していますが、目立たない花は、この芳香によって開花を知らせてくれます。ニオイハンゲは水さえ切らさなければ容易に育てることのできる野草です。用土等の育成データは動画のエンディングに入れています。

 動画では、新芽の出る3月から4月の開花までの記録を掻い摘まんで紹介しています。

(最終更新日 2018年6月9日)
ニオイハンゲ ニオイハンゲ
ニオイハンゲの花(2016年4月) ニオイハンゲの葉(2018年5月)
ニオイハンゲの植栽例(動画)
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 ニオイハンゲは土に湿り気が無いと枯れてしまいますが、蒸れにも注意が必要です。表土が乾いたら潅水します。そして地上部が枯れる冬でも潅水を忘れないよう心がけます。耐寒性はやや弱く、自宅(京都府)では年中屋内の窓際に置いています。ただ特に夏場は直射日光に当てないようにしています。夏は風通しの良い屋外の日陰に置いた方が良いかも知れません。繁殖は葉の付け根にできるムカゴで殖やせます。繁殖力の旺盛な植物です。

 
  


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