ホソバツルノゲイトウ

 ヒユ科ツルノゲイトウ属の一年草(学名:Alternanthus nodiflora)

 熱帯アメリカ原産の帰化植物。関東以西の本州、四国、九州に分布。路傍や田畑の畦など陽当たりが良く、湿り気がある場所に生える。口丹波地域では増水すれば冠水するような河川岸で多く見られた。茎から多くの枝を出し、下部では匍匐し枝の上部で斜上する。茎には白い短毛の列が2筋ある。葉は広線形で対生し、柄は無い。葉は長さ2~4cm、幅5mm以下。花は白色で葉腋に集まって球状になる。果実は扁平。


 花期は7-11月頃。



ホソバツルノゲイトウ ホソバツルノゲイトウ
河岸に生えるホソバツルノゲイトウ  2016年7月  南丹市 葉は細く対生する  2016年7月  南丹市
ホソバツルノゲイトウ ホソバツルノゲイトウ
花は葉腋に集まって球状になる  2016年7月  南丹市 果実は扁平で紅紫色  茎は紫褐色で2条に毛が並ぶ  2016年7月  南丹市
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)





inserted by FC2 system