ホオズキ

 ナス科ホオズキ属の多年草(学名:Physalis alkekengi var. franchetii)

 アジア原産の園芸植物。口丹波では時々野生の状態のものを見かけるが、栽培品の逸出と思われる。地下茎がのびて増殖し、野生ではまとまって生えていることが多い。葉には柄があり、広卵形で縁は浅く不揃いな鋸歯になっているが、ほとんど鋸歯が見られないものもある。花は葉腋につき、長い柄があり花色はややくすんだ白色で下向きに咲く。花冠は浅く5裂して縁の毛が目立つ。花冠の中央は淡黄緑色をしている。果実は液果で、花後に発達した萼に包まれ、晩夏から初秋にかけて熟すと、萼とともに赤く色づく。


 花期は6月頃。


ホオズキ ホオズキ
野生化したホオズキ   2014年8月 京丹波町 2014年8月 京丹波町
ホオズキ ホオズキ
2014年8月 京丹波町 2014年8月 京丹波町
ホオズキ ホオズキ
萼の中の熟した果実   2014年8月 京丹波町 2014年8月 京丹波町
ホオズキ ホオズキ
葉の表面   2014年8月 京丹波町 葉の裏面   2014年8月 京丹波町
ホオズキ ホオズキ
2014年6月 京丹波町 花冠の毛はよく目立つ   2014年6月 京丹波町
ホオズキ ホオズキ
2014年6月 京丹波町 2014年6月 京丹波町
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