ホクリクネコノメソウ

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草(学名:Chrysosplenium fauriei)

 関東地方以西、中国地方までの本州に分布するネコノメソウの仲間。口丹波には多く自生している。
 葉は対生し、根生葉は花期にも残っている。花には花弁が無く萼片は直立し、葯は萼片よりも長い。萼片の色は淡緑色で、品種のサンインネコノメソウの萼片は淡褐色をしている。花茎は赤褐色で毛は殆ど生えていない。
 口丹波では山地の水際から湿潤な崖などの、日陰になる場所でよく群生している。草丈は大きなものでも15cm程度。




 花期は4月-5月頃。


ホクリクネコノメソウ ホクリクネコノメソウ
2013年4月  南丹市 2013年4月  南丹市
ホクリクネコノメソウ ホクリクネコノメソウ
2011年4月  南丹市 2011年4月  右京区京北
ホクリクネコノメソウ ホクリクネコノメソウ
開花時も根生葉が残る  2011年4月  右京区京北 2011年4月  右京区京北
ホクリクネコノメとサンインネコノメ(動画)
2018年3月 南丹市・京丹波町
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