ヒツジグサ

 スイレン科スイレン属の多年草(学名:Nymphaea tetragona)

  北海道から九州まで分布。口丹波地域では山間にある数か所の溜池に生育する浮葉植物。葉は根生し浮葉と沈水葉の2型があり、浮葉は基部が深く切れ込み、大きなものでは長さが30cmほどになる。、花は直径5~7cmほどで水面に浮き、色は白色。萼片4個、花弁多数、雄しべも多数ある。自然度の高い溜池や湖沼に生え、コイ科魚類など草食の生物が自生地に入ると数を減らし、最悪消滅してしまう。それら生物に加えて開発も手伝い、京都府RDBでは絶滅危惧種にランクされている。



 花期は夏。10月頃まで花が見られる。


ヒツジグサ ヒツジグサ
2012年9月  右京区京北 2010年7月  右京区京北
ヒツジグサ(動画)
2017年7月・2018年6月  右京区京北
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