ヒルガオ

 ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草(学名:Calystegia japonica)

 全国に分布するツル性の草本。平地から山麓にかけての日当たりの良い場所で見られる。フェンスなどに上るものもあるが、通常は草むらで他の草に巻きついて横にのびるものをよく見かける。
 花期は夏で、アサガオと違って昼を過ぎても花は萎まない。花には大きな2枚の苞(葉)がつく。花の色は淡紅色で直径5~6cm程度。山野草としては大きい花の部類に入ると思う。
 口丹波の小学校ではよく授業の一環で、児童にアサガオを育てさせている。アサガオは教材となるが、校庭の隅で咲くヒルガオは雑草として扱われている。
 花は多く咲くがなかなか結実まで至らない。反面地下茎で増えるため増え過ぎるという問題が発生する。やはり栽培には不向きな植物なのかも知れない。


 花期は6月-8月頃。


ヒルガオ
2011年8月  京丹波町
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