ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)

 アカバナ科チョウジタデ属の1年草(学名:Ludwigia decurrens)

 アメリカ大陸原産の帰化植物。口丹波地域ではあまり見ることは無い。水田周辺など、陽当たりが良く湿った場所に生える。茎は直立して、草丈は30~100cm(あるいはそれ以上)。よく分枝する。茎には4稜あり、断面は四角形をしている。茎に毛は生えていない。葉は互生し、葉柄は無く、基部は楔形で稜に流れて翼となる。この翼をヒレに例えて名前がつけられたようだ。葉身は全縁で無毛。狭披針形で表の面でも脈がよく判る。花は葉腋に1個つき、色は黄色。花の直径は2.5cmほど。花弁4個で萼片4個。萼片の先端は鋭く尖る。果実は蒴果。別名はアメリカミズキンバイ。


 花期は9-10月頃。


ヒレタゴボウ ヒレタゴボウ
休耕田に生えるヒレタゴボウ  2015年9月  南丹市 花をつけながら生長する  2015年9月  南丹市
ヒレタゴボウ ヒレタゴボウ
よく分枝する  2015年9月  南丹市 萼筒が長い  2015年9月  南丹市
ヒレタゴボウ ヒレタゴボウ
萼裂片の先端は鋭頭  2015年9月  南丹市 花弁は4枚 花弁には筋が入る  2015年9月  南丹市
ヒレタゴボウ ヒレタゴボウ
葉直下の茎は翼(ヒレ)となる  2015年9月  南丹市 茎と葉  2015年9月  南丹市
ヒレタゴボウ ヒレタゴボウ
葉の表面  2015年9月  南丹市 葉の裏面  2015年9月  南丹市
ヒレタゴボウ(動画)
2017年9月  南丹市
 ユーチューブのアカウントをお持ちの方へ
再生中の動画の右下隅に出ている小さな「ネコ」の画像をクリックするとyatagarasuチャンネルのチャンネル登録ができます。チャンネル登録していただけると大変励みになります。
ふる里・口丹波の花と植物(トップページ)





inserted by FC2 system