ヒナノシャクジョウ

 ヒナノシャクジョウ科ヒナノシャクジョウ属の多年草(学名:Brumannia championii)

関東地方以西の本州、四国、九州に分布。湿った林内や林縁の落葉の中に生える腐生植物(菌従属栄養植物)。根茎は球状に膨らむ。茎も花も白色。茎には退化して鱗片状となった披針形の葉が互生する。茎は直立または斜上して高さ3~8㎝ほど。花は茎頂に数個が頭状につき無柄。外花被片は長さ6~10㎜ほどで合着して筒状となり、先の裂片は三角形。京都府内においては近年発見例が途絶えていたが、最近になって南丹地域(広義)で新規の自生地が発見された。京都府レッドデータ・ブック2015で絶滅寸前種にランクされている。


花期は8-10月頃。



ヒナノシャクジョウ ヒナノシャクジョウ
花は終わっていた  2021年9月 (産地は非公開) 花は茎頂に横向きに数個着く  2021年9月 (産地は非公開)
ヒナノシャクジョウ ヒナノシャクジョウの鱗片葉
2021年9月 (産地は非公開) 茎には鱗片葉が互生する  2021年9月 (産地は非公開)
ヒナノシャクジョウ(動画)
2021年9月 産地は非公開
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