ヒメウズ

 キンポウゲ科ヒメウズ属の多年草(学名:Aquilegia adoxoides)

 関東地方以西の本州、四国、九州に分布。常緑越冬し、早春から開花する。茎は細く直立し、高さ10~30cmほど。地下に塊状の根茎があり、地上茎は僅かに分枝し、色は紫色を帯びて毛が密生している。茎葉は長い柄のある3出複葉で、小葉は扇形で2~3裂し、裂片はさらに浅裂する。茎葉の柄は短く、基部で茎を抱く。葉の裏面は紫色をしている。花は小さく横向きか下向きに咲き、花弁に見えるのは5個の萼片で、花弁は萼よりも短く、筒状に5個ついている。花の色は白色~淡紅紫色。花後の果実は袋果で上向きにつく。オダマキ属に含まれることもある。口丹波地域では山麓の草地、路傍、民家の庭などに多く生育しているが、植物体や花が小さいため目立たない。

 花期は3月-5月頃。


ヒメウズ ヒメウズ
2013年1月  自宅庭 2012年3月  亀岡市
ヒメウズ
2012年3月  亀岡市
ヒメウズ(動画)
2019年3月 自宅庭
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