ヒメスミレ

スミレ科スミレ属の多年草（学名：Viola minor） 　秋田県以南の本州、四国、九州に分布。人里や人家近くの、明るくやや乾燥気味な場所に生える無茎種のスミレ。名前通りスミレ（狭義）を小型にしたような姿で、花も直径が１０～１５mm程度と小さい。花色はスミレよりやや淡い紫色で、側弁基部は有毛。花柱は逆三角形で、距は円筒形で短く、色は普通淡紅色をしている。花期の葉は三角状披針形で、表面はややくすんだ緑色をし、裏面は赤紫色を帯びることが多い。葉柄には顕著な翼はない。 　花期は４－５月頃。

陽当たりの良い場所に生育する　　2016年4月　　右京区京北	ツボミ　　2016年4月　　右京区京北
側弁基部に毛が生えている　　2016年4月　　右京区京北	距は淡紅色　　2016年4月　　右京区京北
葉の表面はくすんだ緑色　　2016年4月　　右京区京北	葉の裏面　　2016年4月　　右京区京北
石垣の隙間に生えるヒメスミレ　　2013年3月　　亀岡市	2013年3月　　亀岡市
ヒメスミレ（動画）
２０１９年４月　　南丹市
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