ヒメリュウキンカ
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草(学名:Ranunculus ficaria) ヨーロッパからシベリアにかけて広く分布し、園芸植物として渡来した。今ではそれが逸出し、各地で野生化している。口丹波地域では山村の水路脇などでも見られる。晩春頃から地上に葉を出し、早春に花をつけ、初夏には茎や葉などの地上部が枯れ休眠する。葉は心形で表裏とも光沢があり、縁には浅い鋸歯がある。花は黄色で、花弁に見えるものは萼片。園芸では黄色以外の色もあるという。繁殖力は旺盛。 口丹波地域では芦生に同じキンポウゲ科のリュウキンカが生育しているが、本種とは属が異なる。 花期は3-5月頃。 |
野生化したヒメリュウキンカ 2016年4月 南丹市 | 全体無毛 2016年4月 南丹市 |
葉 2016年4月 南丹市 | 葉の表面 脈上はやや窪んでいる 2016年4月 南丹市 |
葉の裏面 2016年4月 南丹市 | 花 2016年4月 南丹市 |
花弁に見えるのは萼片 2016年4月 南丹市 | 若い果実 2016年4月 南丹市 |
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