ヒメハギ

 ヒメハギ科ヒメハギ属の多年草(学名:Polygala japonica)

 北海道、本州、四国、九州に分布するヒメハギは、口丹波では山地の日陰地から、日当たりの良い棚田の畦などに生えている。市街地では見たことがない。
 日当たりの良い場所に生えるものは、茎が地を這うように平面的に広がり、日陰のものは直立する傾向にあるように思える。また花期においては日当たりの良い場所に生えるものの方が花付きが良い。草丈は10~30cm程度。
 葉は常緑で互生し、茎は硬く、触った感触では草なのか木なのか迷うところだ。花は明るい紫色で、羽を広げた蝶や鳥を連想する形をしている。その羽に見える2枚は萼片で、花自体は筒状をしている。もう少し背が高ければよく目立つのに、少し残念な気がする。


 花期は4月-5月頃。


ヒメハギ ヒメハギ
2013年4月  右京区京北 2013年4月  右京区京北
ヒメハギ ヒメハギ
2013年4月  京丹波町 2013年4月  京丹波町
ヒメハギ ヒメハギ
2013年4月  京丹波町 2013年4月  京丹波町
ヒメハギ ヒメハギ
2013年4月  右京区京北 2010年10月  植栽
ヒメハギ ヒメハギ
2010年10月  植栽 2010年10月  植栽
ヒメハギ ヒメハギ
2010年9月  右京区京北 2010年9月  右京区京北
ヒメハギ(動画)
2020年4月・6月  (京丹波町)
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