ヒカゲノカズラ

 ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の多年草

 常緑のシダ植物。全国に分布し、口丹波地域では山麓から山頂にかけて林道沿いの向陽地でよく見かけるが、植林内の日蔭地で大群落をつくっていることがある。匍匐茎は又状に分枝しながら長くのび、所々で白い根を下ろして広がり、数cm~10cmほどの間隔をおいて直立茎を出す。葉は線形で特に直立茎では密生する。初夏に長い胞子嚢茎を直立させ、先の方で分枝して円柱状の胞子嚢穂を数個つける。




ヒカゲノカズラ ヒカゲノカズラ
常緑で冬季も色褪せない  2015年1月  右京区京北 葉は線形 触れても痛くない  2015年1月  右京区京北
ヒカゲノカズラ ヒカゲノカズラ
胞子嚢穂は黄緑色  2010年8月  南丹市 2010年6月  南丹市
ヒカゲノカズラ ヒカゲノカズラ
若い胞子嚢穂  2010年6月  南丹市 若い胞子嚢穂  2010年6月  南丹市
ヒカゲノカズラ(動画)
2018年2月~8月  京丹波町および右京区京北
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