ヘラシダ

 イワデンダ科オオシケシダ属の多年草

 常緑のシダ植物。関東地方以西の本州、四国、九州に分布。口丹波地域には少ない。山地の湿った斜面や、崖地などで群生する。根茎は長く這い、柄のある単葉をまばらに出す。葉柄の鱗片は線状披針形から線形で、色は黒褐色。葉身は線形から披針形で厚い革質。表面には光沢がある。葉の縁は全縁、時に不規則な浅い鋸歯縁。長さは10~30cmほど。ソーラスは線形で脈に沿ってつく。


ヘラシダ ヘラシダ
群生するヘラシダ  2017年12月  右京区嵯峨 長くのびる根茎で殖える  2017年12月  右京区嵯峨
ヘラシダ ヘラシダの鱗片
葉は単葉  2017年12月  右京区嵯峨 葉柄の鱗片  2017年12月  右京区嵯峨
ヘラシダの新葉 ヘラシダの葉
新葉は鮮緑色  2017年12月  右京区嵯峨 葉の表面 革質で光沢がある  2017年12月  右京区嵯峨
ヘラシダの葉 ヘラシダのソーラス
全縁の葉が多いが波状の鋸歯縁の葉もある  2017年12月  右京区嵯峨 ソーラスは線形  2017年12月  右京区嵯峨
ヘラシダ(動画)
2018年1月  右京区嵯峨
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